WORK SHOP ARCHIVES
これまでに開催した体験教室の一部を紹介しています。
ご自宅で出来る内容もあるのでぜひご覧ください。
額縁づくり
難易度 ★☆☆
今回はホームセンター等で購入できる材料を使った額縁づくりをご紹介します。
完成したらご家族の写真、観光スポットや展覧会のポストカードなどを入れてお部屋に飾りましょう。
*使う材料と道具*
・桧工作材(10*10*910mm)
・桧工作材(15*5*910mm)
・木工用ボンド
・ノコギリ
・カッター
・鉛筆
・+ドライバー
・歯ブラシ(使い古し)
・透明アクリル板(151*102*厚さ1mm)
・MDFボード(151*102*厚さ2mm)
・ダンボール板(151*102*厚さ5または6mm)
・絵葉書などのポストカード(148*100mm)※写真はジャコメッティ展@国立新美術館で購入したもの
・紙やすり2種(120目、240目)
・定規
・固定用両面テープ(幅10mm以上)
・鉄トンボ(額用品)
・当て板材(桧工作材をノコギリでカットする時に使用)
・アクリルカッター(アクリル板カット用)
・模造紙四六判 1091*788mm(下敷き用)※カレンダーの裏紙等でも可
アクリル板とダンボール板、MDFボードはそれぞれアクリルカッターやカッターで事前に適切な寸法(151*102mm)にカットして置きます。
*注意点*
ノコギリやカッターを使うときは抑えている手を傷つけないように注意しましょう。
*作り方*
はじめに木枠を適切な寸法にノコギリでカットします。
10*10*910mmの桧工作材から、長さ152mmと122mmをそれぞれ2本ずつ切り出します。(以下、〈木材A〉)
15*3*910mmの工作材からは、長さ152mmと107mmをそれぞれ2本ずつ切り出します。(以下、〈木材B〉)
それぞれの木材の長さが短ずぎないように注意してカットしましょう。
切り出した木材の表面を紙やすりで整えます。まずは120mで荒削り。その後240目で仕上げます。コツは木目に沿って削ると綺麗に仕上がります。
木材を一度仮組みし、接地面を確認します。
額縁のオモテになる面〈木材A〉に両面テープを貼ります。
先ほど確かめた〈木材A〉の接地面に木工ボンドを歯ブラシで塗り、オモテ面に貼った両面テープの剥離紙をはがし模造紙に木材を貼りつけながら接地面を接着していきます。
〈木材A〉と〈木材B〉の接地面にも木工ボンドを塗り、接着していきます。乾燥を待つ間に、はみ出たボンドは木っ端等で取り除いておきます。
ボンドが乾燥し木材が動かなくなったら、模造紙から木枠をゆっくりはがしていきます。
木枠に付着した両面テープも取り除きます。
一度木枠表面全体を紙やすり240目で削り整えます。はみ出したボンド跡なども削り取ります。
木枠の裏面〈木材B〉を上に向けて置き、アクリル板、ポストカード、ダンボール板、MDFボードの順番に木枠に収めていきます
鉄トンボの包装をとき、必要な個数(トンボとビス4組)を取り出します。木枠の各辺の中央に鉛筆で印を付け+ドライバーを使い、トンボをビスで留めます。このとき印のところに下穴を開けておくとスムーズにビスを留められます。
4辺にトンボを留め終えたら、トンボを90度回転させて完成です。
今回はホームセンターで購入した桧の工作材を使っていますが、その他にも色々な種類の木材を使ってみてください。
木枠をニスで塗装したり絵具で彩色して自由にアレンジを楽しんでくださいね。
更に大きなサイズの額縁を作るときは入れる写真やハガキなどのサイズに合わせて、木枠の内寸を確認してから各素材を切り出すようにしてください。