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Moeko Kageyama

影山 萌子 

個人と世界との間にあるリアリティーの乖離・断絶をテーマとし、それを人と土地という視点から掘り下げています。
その例えとして主に、自身の原風景である東京の急激な都市開発や、すでに形作られた歪な都市景観に対して抱く感情や身体反応を利用しています。
内的世界ではなく、実在の景色やそれ以前の断片的光景や実感をモチーフに、絵画や彫刻の手法でフィクションの風景として構成し直すことで、失われたリアリティーを獲得しようと試みています。

 

The theme of my work is the detachment and disconnection of reality between the individual and the world, which I explore from the perspective of people and land.
As an analogy, I mainly utilize the feelings and physical reactions I have toward the rapid urban development of Tokyo and the distorted urban landscapes that have already been formed there, which are my nostalgic landscape.
Using real landscapes and fragmented scenes rather than the inner world as a motif, I attempt to acquire a lost reality by recomposing them as fictional landscapes by the methods of painting and sculpture.

影山 萌子 

学歴
2019 武蔵野美術大学大学院 造形研究科修士課程 美術専攻油絵コース 修了
2017 武蔵野美術大学 造形学部油絵学科油絵専攻 卒業
 
主な個展
2022 「そこの火事」 武蔵野美術大学 gFAL(東京)
2022 「Welcome」 神奈川県立相模湖交流センター(神奈川)
2021 「よそのうち」 MARUEIDO JAPAN(東京)
2020 「MOEKO KAGEYAMA 2014-2019」 MARUEIDO JAPAN(東京)
2018 「モニュメンタル・パーク」 コート・ギャラリー国立(東京)
2016 「声息地」 GALLERY b.TOKYO (東京)
 
主なグループ展
2023, 22 「広島現代アートサロン」 福屋八丁堀本店(広島)
2023 「LANDSCAPE here and there」MARUEIDO JAPAN(東京)
2022 「ART MART 2022」MARUEIDO JAPAN(東京)
2022 「芸術作品に見る首都高展」O美術館(東京)
2021 「Identity XⅦ 拡張家族|Beyond Family and Species curated by Eriko Kimura」 nca | nichido contemporary art(東京)
2020 「ドローイング展 16 アーティスト」 LOKO GALLERY(東京)
2018 「Triadic Surfaces」 LOKO GALLERY(東京)
2017, 16 「TENGAI3.0」 hpgrp GALLERY TOKYO(東京) / hpgrp GALLERY NEW YORK(ニューヨーク)

 

主な受賞・助成歴
2023, 16.17 上野の森美術館大賞展 一次賞候補/入選/入選
2019 アートアワードトーキョー丸の内 木村絵理子審査員賞
2019 FACE展 2019 入選
2017 三菱商事アート・ゲート・プログラム 奨学生
2017 第4回 未来展 ー美大の競演ー 特別賞
2016 第3回 CAF賞 入選

 

収蔵
チャームスイート四谷 


 

作品解説の動画はこちらからご覧になれます。

https://www.youtube.com/watch?v=56c5pzVCh6w

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